このページではPMS差分の作り方、表への提出方法、作成に役立つツール等々を紹介していきます。
私が最も語りたい分野の話なのでクソ長ですがお付き合いください…。

差分作成
@譜面編集ソフトをダウンロードする
譜面編集ソフトは色々作られていますが、大体の人はiBMSCBMSEを使っていますね。
この2つのソフトはそれぞれ長所があるので両方DLするのを勧めますが別に片方だけでも良いです。
それぞれの利点を以下に列挙します。
BMSE
iBMSC
iBMSCより気持ち軽い 横移動固定ボタンがある
デフォでPMS用スキンがある BMSEよりも幅広いノーツのズレに対応出来る
外部ビューアの連携が楽 ソフラン追加とかが楽
ワープ譜面確認しても大丈夫 ノーツが重なってると警告してくれる

BMSEだとノーツがズレまくってる曲に対応出来ない場合があるので私はiBMSCを使う事が多いですね。
iBMSCに関する雑多な情報(クリックで展開)


A作成したい曲のPMSファイルを用意する

適当に同梱されてる譜面ファイルをコピーすればおkです。譜面によって使用されている音が変更されている場合があるので要確認。
拡張子がpmsになっているか確認をお願いします。デフォ設定で拡張子が非表示になってるPCも多いので注意。参考

B用意したPMSファイルを譜面編集ソフトで開いて編集を行う
さぁ、ノーツを弄ってみましょう。ここは各々のセンスが試されます。

BMSファイルからコピペした方向けの注意
BMSからPMSファイルを用意した場合、レーンの整理が必要です。

BMSEの場合はプレイモードをDouble Playに、iBMSCの場合は#PLAYERを3-Double/PMSにして16レーンにしてください。

皿のレーン、赤ボタンレーンから右2列のレーン(図で言う青○)にノーツを置かず、BGMレーンか赤○で囲ったところにでも移動させましょう。

参考程度に譜面属性の解説をします。クリックで展開出来ます。

階段

同時押し

左右振り、上下振り

交互連打、トリル

ソフラン、速度変化

縦連打、軸押し

D譜面の設定を行う
ノーツを弄り終わったら(その前にやっても良いけど)譜面ファイルの設定を書き足していきます。
設定しなくても別にプレー出来ますがモノを他所に出す時は体裁ってもんがあるでしょう。
設定する項目は以下の通りです。

1.レベル設定
PMS界隈では現在、55段階表記を推奨しているので新規で差分を作る場合、この表記に則る事が好まれます。
50までは本家の●と大体同じで、51=●13〜14、52=●15〜17、55=ヤバイやつ
ぐらいが基準です。53と54は無いんですよ。理由は割愛
後々●基準で振り分けるので大体で表記しとけば大丈夫ですがあまりに表記レベルとかけ離れた譜面だと怒る人が出てきます。
タグエディターで表示されるレベルを変えられるしそこまで怒んなくても良いじゃないか、と私は思います。

2.差分作者の表記
コレは省いても大丈夫ですが表入りの事を考えると書いといた方が良い項目です。
#SUBARTISTの項目に「obj:○○」と書いとけばおkです。

BMSEの場合は拡張命令に#SUBARTISTと書き足す必要があります。

3.TOTAL値の設定
ゲージの重さを設定します。#TOTALの項目に数字を記入すればおkです。
重さに関しては個人のセンスに委ねられますがこちらを参考にすると良い感じになります。
TOTAL値が低すぎるとハードゲージの時の減少量がヤバいことになるので注意。参考
ただ、低トータルが光る譜面も存在するので完全にナシって訳じゃないです。私もそういう譜面を狙って作る時がありますが毎回スベってます。かなしい。

4.判定の設定
#RANKで設定します。表記上では0=VERYHARD、1=HARD、2=NORMAL、3=EASYとなります。
HARD判定から「この譜面、いらない…」と怒り出す人が出てきて、ベリハ判定は誰も相手にしてくれません。
使えるのは実質ノーマル判定かイージー判定だけじゃないか!いい加減にしろ!

5.DIFFICULTY設定
譜面のレベルに合わせて適当に譜面の階級を変えましょう。#DIFFICULTYからどうぞ。
例にもれず、BMSEの場合は拡張命令に書き足す必要があります。
1=EASY、2=NORMAL、3=HYPER、4=EX、5=INSANE、となっています。

これで設定完了です!iやったぜ。
便利ツール紹介
最近、PMS界隈では無理押し、凄く速い縦連、ノーツのズレが無いか、等の確認事項に過敏な傾向があります。
仕様だと押し切っても別に良いんですが、確認をするのに役立つ便利ツールを紹介します。本当に便利なので是非利用しましょう。

PMS譜面ミスチェッカー
PMS譜面を作成する際に起こり得るミスを検出してくれます。
特に無理押し/無理縦連/PMS未使用レーンノーツのチェックはとても重要なんでDLするととても捗ります。
同ページ内でDL出来る「BGMレーンソーター」もノーツを全部どかす時に使えるので必要ならDLしましょう。

音ズレ/音抜けチェッカー
コピー元の譜面と比較して、音がズレてないか確認することが出来ます。ただしちょろめ用だ
比較と同時に、BMSEで開くと音がズレるかどうかも検出してくれるのでBMSEを使う時は最初に確認してみましょう。

PMSee-V
AUTOPLAYで譜面を演奏してくれるんですが、ゲージも表示してくれるので発狂後にどれくらい回復出来るかの確認に使えます。
同じ音が割り当てられてるノーツが行内に複数あると結構な割合でエラー吐くので注意。

BMAnalyzer
GLAssistに同梱されています。
譜面ファイルを読みこむと譜面、ゲージ上昇率、平均密度の確認が出来ます。
発狂後にどれだけ回復出来るのか、想定難易度相応の密度なのかのチェックには重宝します。

アップローダー紹介
作った差分を他の人にもプレーしてもらいたい!けどHP作るのめんどい!そんなあなたに手軽に使えるアップローダー、及びストレージを紹介します。
差分ファイルを同梱したフォルダを作成し、zip形式に圧縮してうpしてください。
ファイル名はそれっぽくしとけば文句は出ないんじゃないでしょか。
Axfc UpLoaderはDLが出来なくなる不具合が発生したり、onedriveはフォルダのURLが吹っ飛ぶ不具合があったりするので長期的なうpは推奨しません。

BMS差分アップローダー
投稿する際にコメントでPMS差分である事を明記すればおkです。

Dropbox
人気のオンラインストレージの一種です。使い方はこのへんでも見てみてください。

uploader.jp
人気のオンラインストレージの一種です。ダウンロード回数が表示されるので自己顕示欲が刺激されます。
差分の登録方法
発狂PMS難易度表会場にも書かれていますが、新しい譜面は一旦案内所にぶち込まれます。
会場の説明では「掲示板に書いといてくれれば良い」とありますが、大体の人が直接案内所シートに記入してるのでそっちの方法を紹介します。

案内所シート本体はこちら
左下の方にある「見てない」の項の空いてる所に必要事項を記入すればほぼ登録完了です。
最近空いてる所が無い時も多いですが灰色に塗られてるセルの上の行あたりにセルの挿入を行ってこじ開けとけば良いです。
左から順番に記入項目の紹介をします。最低限これは書けってやつは赤字になってます。赤くないやつも極力書いてくれると助かる。
1.記入した日付
2.レベル(・表記に自信があるならそっちで記入しても良し)
3.曲名
4.譜面のIRアドレス(LR2IRに参加している状態で曲をプレーすると登録される)
5.譜面のハッシュ値(IR登録後、LR2上で該当する譜面を選択した状態でF5を選択すると表示)
6.ニコニコ動画のID(ニコニコにAUTO動画をうpした場合記入)
7.YoutubeのID(ようつべにAUTO動画をうpした場合記入)
8.差分URL(自分がファイルをうpしたアドレスを書けばおk)
9.差分作者名(譜面ファイルに書いた名義じゃなくてもおk)
10.原曲URL(記入時現在でDL可能かどうか確認すること)
11.原曲作者名(譜面ファイルに書かれてる名義を書く)
12.ナイスなコメント(つきやまさんが書くけど別に書いても良い)PMS難易度表更新停止に伴い使わなくなりました
13.備考(何かあれば記入)


譜面登録に関しての諸注意
1.発狂難易度に足りてないと思うものは記入しない
案内所に登録される譜面の難易度は・1(●1相当)以上です。・1に満たないな、と感じるものは記入しないでください。

2.コメント欄に記入する時は書いたコメントを使ってほしい旨を備考にでも記入する
コメント欄でフリーゲームのタイムアタック記録を自慢してたら「このコメントは載せて良いのかわからん」と怒られたことがあります。

3.提出した譜面がボロクソに言われても凹まない
何がダメだったか見直して次に活かしましょう。譜面修正するという手もあります。
修正した時はシートに書くか管理者に直接報告しましょう。
まぁ、何度も譜面修正してるとその都度登録情報も修正し直さなきゃいけないからウザがられるけどな!

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